◇2006.6.24 第24節 vs 東京ヴェルディ[厚別]◇





前半が終わった段階で、「勝てる」と思った。

後半でもう2点、取れる・とも。


晴れ渡った空と、何処までも心地よい風。
厚別の「聖地」である所以。

何時でも、『本当に必要なもの』を教えてくれる場所。


横浜戦の前日の夕空に、大きく広がる雲を見て。
「翼の様だ」と思った。

「翼が開いた」と。

大きく背に開いたその翼を広げて。
緑の葉を越えて飛び立つ力を与えたいと思った。


ゴール裏の声。
祝福する様な空。
高く高く舞い上がって行く鳥の影。

「声」と「風」は同じものだと気が付いた。

「声」はきっとその背を押す「風」になる。
4−0の完封。
力になれたのなら、それ以上の喜びは無い。






空の眩しさとピッチの輝き。

それを忘れない。


望みを叶える為に。





2006.6.24





<<2006.6.10           BACK           2006.6.25>>









遥か高空を螺旋を描いて飛んで行った鳶。
緩やかな螺旋に感じた上昇線。



   BACK