昨日、帰って来た段階では、正直に言って落ち込む気持ちの方が強かったけれど。 でも一晩明けてみれば、改めて思いも変わってくる。 「勝ちたかった」それは紛れも無い本音。 そりゃあそうだ。ホームで、ゴール裏参戦で、勝ちたくないワケが無い。 でも。 「勝たせてやりたかった」 と。 どれだけ強く、そう思っていた? 「何が何でも勝ちに行く」 その気持ちは、湘南の方が強かった様に思う。 勝ちたかったけれど。 勝てる試合だったか・と問われれば、返答は微妙で。 実のところ、砂川くんが出て来るまでは、得点出来そうな感じはしなかった。 どうなんだろうなぁ・と、それが、前半が終わった段階での正直な感想。 むしろ、良く湘南の攻撃を防いでくれた。 そう思えば、昨日のは「負けなくて良かった」試合だったんだろう。 こういう勝点を拾って行く事が、今年は重要なのかもしれない。 第4クールに入ってから、この勝点1が物を言うかもしれない。 ここはまだ終着点じゃないんだから。 悲観も楽観も必要ない。 4節終わって現状3位。 でも、勝点差3の中に半分近いチームがひしめき合ってる状態では、欠片も油断出来ない。 次を落とせばどうなるか、見当もつかない。 「昇ること」を命題に掲げるのなら、今年は少しでも多くの勝点を重ねなければならないだろう。 勝てる気のしない試合なら、せめて絶対に負けない様に。 0を1にする為の踏ん張りも必要なんだろう。 理想と現実の狭間で気持ちはまだ揺らいでいるけど。 それでも、力になりたいと思うその気持ちもまた本心だから。 「勝つ事」と「負けない事」 そのどちらに重点を置くのか。 試合の最中に、それを見極める事も必要になってくるんだろう。 しんどくても。 未来だけは諦めるな。 2007.3.21
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