◇2006.7.12 第27節 vs柏レイソル [厚別]◇




初めての、厚別ナイトゲーム。
初めての、平日のナイトゲーム。

初めての、柏からの勝利。


試合終了の瞬間、もぅ、全員がぶっ壊れてたよ。


J2での試合が始まってから、これだけ「強い」と思った相手は初めてかも知れない。
J1のチームと試合をしてる・て気持ちになった。
快勝したヴェルディはもちろん、大敗した神戸戦でも思わなかったのに。
柏は「強い」と思った。

愛媛は個々の強さは感じたけれど、チームとしては拙い感じだった。
柏は個々もチームも強いと感じた。
スタミナが切れる事も無いだろう・とも。

全力で行かないと。
ちょっとでも気を抜いたらやられる。

そう思ったのは私だけじゃなかったようで。


厚別のバックスタンドで、あれだけ力の籠った手拍子を聞いたのは、何時以来だろう。


高く保たれたままの柏のバックライン。
僅かでも隙を見せると正確なロングフィードが飛んで来る。
裏を狙う鋭いパス。
巧みなパスワークとサイドチェンジ。

それに遅れを取るまいと懸命に走る札幌の選手達。

技術ではまだ劣るのかも知れない。
けれど気持ちでは上回っていた。
負けてたまるか・と全員が思っていた。

2−1で折り返して。
あり得ないファールでフッキが退場にさせられて。

より高まった守備への意識。

あの柏を相手に、ウチの子達がパスを戻させている。
ディフェンスが身体を張り、林が好セーブを連発する。
函館の二の舞にはなるもんか・と。
今度こそ勝つんだ・というその想いが伝わって来て。


歓喜の瞬間。
3分のロスタイムをこれ程長いと思った事はなかった。




後半の初戦を、最高の形でスタート出来た事。
課題と手応えの双方を手にして。


さあ、巻き返そう。
これからが面白いんじゃないか。
まだ十分間に合う。
むしろ、ここからが本当の勝負だ。


Forza SAPPORO!!
勝利を掴もう!





2006.7.12





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初めて厚別からドームが見える事に気が付いた。遅ッ。
デカイなぁ、ドーム。



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