帰って来てから3時間ぐらい、テレビを見ながらぼぅっと過ごした。 この2週間、色々考えた。 凄く考えたつもりだった。 そうして出した結論のつもりだったけれど。 結局、『応援自粛』は出来なかった。 当初はやるつもりだった。 USが悩んで出した結論に、協力するつもりだった。 辛いけど、でも、チームのこれからのために協力しよう・とそう思ってたけど。 でも、1点を取った後は、応援してしまった。 だって、選手達は頑張っていたから。 「選手達が、王者浦和相手に一歩も引かない試合をしていたら、やっぱり応援するだろう」 そう思ってた事が、現実になった。 やっぱり、頑張ってる選手達に無言で何時もの応援が出来ないのは、辛い。 そうして帰って来て、やっぱり悩む。 「一体、どちらの選択が、本当の意味で「チームの未来」の為になるのか」 答えは簡単に出るものじゃない。 これからまた悩むだろう。 最終節まであと4週間。 それまでに決着がつくと良いんだけど。 浦和も自粛をやっていた。 でも、そのやり方は札幌とは全然違っていて。 コールや歌など応援するときは、ちゃんと中心のメンバーがリードを取り。 それ以外はみんな黙る・という感じで。 意志疎通が取れている様に見えた。 札幌は『自主性に任せた』ために、バラバラだった。 これが、札幌と浦和の差なんだろうと思った。 まだ遠い。 あの高みは遥か彼方。 でも辿り着きたい。 例え、10年掛かろうとも、20年掛かろうとも。 それでもサッカーは続く。 愛する限り、終りは無いから。 2008.11.8
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